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買取ができない宝石 マラカイト編
2024年8月15日
買取ができない宝石 マラカイト編
金、プラチナ、ダイヤモンド、宝石、時計、ブランド品の買取店で、
大阪No1を誇る当店ゴールドウィンは、どんな品物でも高価買取!
特にダイヤモンド、宝石などのジュエリーを強化していて、どんな古いものでも、
壊れていても高価買取を約束します。
本日は、そんな当店でも買取が難しい宝石、マラカイトについて説明させていただきます。
よくハイブランドジュエリーや、ジュエリーアーティストの作品に多く使用される宝石として有名なマラカイト。
上記のようなパターンですと、買取金額として非常にいい金額で買取することが可能なのですが、
ノーブランドジュエリーにセットされているマラカイトや、
マラカイトだけのブレスレットやネックレスというかたちになると、買取金額は激減してしまいます。
特にマラカイト単体でのルースなどになると、買取ができないケースもあるくらいです。
ではマラカイトという宝石はどのような宝石なのか、というところを説明させていただきます。
マラカイトは緑系色を呈し、縞や帯状の模様が現れるなどが特徴的な石です。
カルコパイライト(黄銅鉱)などの銅の鉱石鉱物が天水などで分解することで
二次的に生成される鉱物で、ジュエリーや鑑賞石にも用いられます。
マラカイトは5000年以上前に西アジアで銅の鉱石として採掘されていたほか、
古くから洋の東西を問わず粉末にして顔料にされ、絵具などにも用いられてきました。
古代エジプトでは化粧品にも使われたくらいの歴史があります。
色は主成分である銅による着色で、パステルグリーンから鮮やかな緑、
そして黒に近い暗緑色まで幅があるが常に緑系色を呈します。
色からの連想で和名は孔雀石とよばれ親しまれています。
自形結晶が稀にみられますが、微細であることが多く、ガラス光沢があり半透明であるところが特徴的です。
マラカイトは経年や日光によって退色することがなく、不透明なマラカイトも磨くことでガラス光沢を発します。
またマラカイトは比重が大きく、重いのは主成分が銅であるためで、この性質は識別する際に非常に役立ちます。
宝石の中でもマラカイトは硬度が低いため、ジュエリー加工には限界があり、
主にカボションや平板にカットされ、象嵌材や彫刻材にされます。
あるいは切断面に現れる同心円状の層構造を楽しむための鑑賞石とされることも多いです。
また、熱や酸に弱く、加エや保管の際には注意が必要です。
パラフィンワックスで小さな穴を埋めたり、光沢を出すほか、
エポキシ歯脂でコーティングして素材を硬化させる処理も行われたりします。
マラカイトは、アズライト、クリソコラ、ターコイズなどの他の銅の二次鉱物と密に共存して
混ざり合うように集合体をつくることがあるために、見分けが困難な場合もあります。
マラカイトは世界各地で発見されていますが、現在最も重要な産地はアフリカのコンゴで、
次いでナミビア、オーストラリア、フランス、アリゾナなどが主要産出国となります。
ハイブランドジュエリーとして、マラカイトが多く使われているブランドは、
ブルガリやヴァンクリ、カルティエ、ショパール、ショーメなどです。
ブランドジュエリーとしてのマラカイトジュエリーなら、
当社でもかなりの高額買取となりますので、お持ちの方は是非一度、ゴールドウィンへお越しください。
ゴールドウィン 梅田店 店長 中村監修 古物許可番号621010160159
この記事の監修者
鑑定士歴20年 中村 達也
ゴールドウィン 梅田店・難波店
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